センバツ・日本航空石川 山梨キャンパスで全体練習再開
センバツに出場する日本航空石川は13日、石川県内など各自の地元に残っていた選手たちも受け入れ先の日本航空高(山梨県甲斐市)がある山梨キャンパスに入り、能登半島地震発生後初となる本格的な全体練習を再開した。選手たちは元気よく白球を追い、センバツに向けて気持ちを新たにした。 【写真特集】センバツ出場の知らせを受け喜ぶ選手たち 石川県輪島市の学校が被災し、野球部1、2年生計67人のうち2年生を中心に33人が先行して山梨入りしていた。山梨側の受け入れ準備が整い、体調不良の1人を除く選手33人が12日に合流した。 13日は山梨キャンパス内で体を動かした後、2組に分かれて練習。新たに合流した選手は同県富士川町の旧増穂商グラウンドに移動し、ダッシュやノックで汗を流した。 12日にチームに合流した金沢市出身の町川斗仁(とうじ)内野手(2年)は「動きに少しキレがなかったが、久しぶりに仲間と声を掛け合って練習できて楽しかった。センバツのメンバーに入れるよう頑張りたい」と話した。【石川裕士】