道路陥没事故から1週間 復旧工事続く 現在も24世帯44人が避難 長引く避難生活を心配する声
広島市西区で、道路が陥没した事故は3日で1週間です。周辺はいまも立ち入り規制が続き、復旧工事が進んでいます。 【写真を見る】道路陥没事故から1週間 復旧工事続く 現在も24世帯44人が避難 長引く避難生活を心配する声 梅川千輝 記者 「広島市西区の道路陥没現場です。発生から1週間になりました。雨が降る中、きょうも復旧作業が続いています」 広島市西区福島町の交差点で起きた大規模な陥没事故で、3日は、破損した下水管の復旧工事が行われました。 陥没は、先月26日に発生しました。けが人はいませんでしたが、ひび割れや傾きなど少なくとも11棟に被害が出て、現在も避難所やホテルなどに24世帯44人が避難しています。 付近では、広島市が地下30メートルで大型掘削機を使って「雨水管」を設置する工事を進めていて、広島市はこの工事と今回の事故との因果関係を認めています。 地元からは、長引く避難生活を心配する声が上がっています。 地元の福島町2丁目3区 町内会 高山昌潤 会長 「心配。この先、どうなるか分からない。みんな戻ってくれたらいいが、帰りたくないという人もいる」 広島市は、家屋の「危険度判定調査」などを進めていて、安全が確認され次第、帰宅できるようにするということです。
中国放送