『Fallout76』に新エリア「スカイラインバレー」が追加される大型アップデート配信。電流を帯びたグール「ロスト」やVault 63に関連するクエストラインが追加。巨大ロボとの戦闘も楽しめる
6月13日、核戦争後の世界を生き抜くオンラインRPG『Fallout76』に向けて、マップの南部に位置する新エリア「スカイラインバレー」が実装された。突然、空から核シェルターVault 63の扉がフィールドに墜落し、プレイヤーが調査する場面から専用のクエストラインが始まる。 主なアップデート内容としては、「スカイラインバレー」の拡張、謎多きVault 63に関わるクエストラインの解放、電流を帯びた新たなグール「ロスト」、巨大ロボットとのバトルイベント、シーズン報酬などが追加されている。なお、このコンテンツをプレイするための推奨レベルは50以上となっている。 ※本記事には新たなアップデートである「スカイラインバレー」のプレイ内容が一部記載されています。ネタバレされたくない方はご注意ください。 墜落現場の付近にいるNPCアリッサに話を聞くと、次はラジオで受信できる通信を辿り、扉が吹き飛んだと思わしきVault 63へ向かう。内部には、その身に電流を帯びたグール(ロスト)が蔓延っていた。 彼らは正気を失っており、殲滅すると通信機でヒルダという人物と会話が可能となる。ヒルダは手助けを必要としており、スカイラインバレーへ来てほしいと主人公に依頼する。彼女は質問をはさむ余地もなく一方的に通信を切断する。 向かった先のスカイラインバレーには、空が赤黒く染まるストームと雷鳴、蔓延るロストたち混沌とした世界が広がっていた。ロストはVaultの装備を身に着けており、レーザーピストルやハンドメイド系の銃器などで攻撃を仕掛けてくる。 本作で定期的に開催されるパブリックイベントはスカイラインバレーにも追加されており、拠点を一定時間ロストから守るものから、巨大ロボット3体を倒すダイナミックなクエストも発生していた。 誘導されたスカイラインバレーの中央に位置する「ダークホロー邸」には、会話を可能とする知的なロスト「ヒューゴ・シュトルツ」が待っていた。彼はVault63の監督官で、元はビジネスマンであったらしい。ロストと化しても正気(?)を保てている理由は出会ったばかりでは不明だが、本人が言うには生まれつき視力は失われており、波長で周囲のものを認識できるようだ。 Vault 63の住民である元アメリカ陸軍のオバーリンによると、ロストは十数年前の事故によって生み出されてしまった存在だという。オバーリンは、Vault 63は大規模で高度の高い設計をしていたためか核爆弾が投下されるまでに工期が間に合わず、多くの居住者が放射能を浴びてグールと化してしまったと解説する。 彼らは、Vault 63に備え付けられ数十年前の事故で最近まで動いていなかった「天候管理装置」の暴走を阻止し、復旧することを目的としている。プレイヤーは、ヒューゴから「2つの調査を引き受けてもらいたいんだ」と依頼される。 なお、アップデートがなされたことでさまざまな課題をクリアするとランクが上昇するチャレンジの報酬であるシーズンイベントも更新され、ラインナップが変更されている。プレイヤーが身に着けられる重装甲パワーアーマーの見た目を変更できるスキンや、ヘッドハンターのサイズ、バックパックなど。 『Fallout76』は各プラットフォームに向けて発売中だ。本作が気になった方は、ぜひ公式サイトを参照してみてほしい。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
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