福岡第一、ライバルの福岡大大濠に32点差の完敗 井手口監督「これが今の力ですよ」【高校バスケ・飯塚カップ】
◆高校バスケットボール飯塚カップ 福岡第一68―100福岡大大濠(21日・福岡県飯塚市総合体育館) ■高校時代に対決する河村勇輝と富永啓生【写真】 冬の高校バスケ王者が宿敵にワンサイドで敗れてしまった。この日はダブルヘッダーで、直前の東山(京都)戦では70ー76と接戦を演じていた。惜敗の余韻が残る福岡大大濠との試合では、疲れからか自慢の堅守速攻が機能せず、シュートやフリースローの精度も欠いた。井手口孝監督は「前の試合で競り負けて気持ちが萎えてしまった。これが今の力ですよ」と、さばさばとした表情で大敗を振り返った。 全九州高校春季選手権をけがで欠場していた主将の八田滉仁(3年)は、春のリベンジを期して好敵手との試合に臨んだ。「連戦を理由にしていたら全国大会では勝てない。日頃の練習からハードにする必要があると改めて感じた。上を目指せるように一からやり直したい」と、雪辱を誓っていた。
西日本新聞社