出産後に食べるべき食べ物は? 婦人科医が選ぶベストフード10
※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
妊娠中は、適切な健康と栄養を摂取することがもっとも大切。アメリカでいう妊娠第4期や単に産後と呼ばれる期間も同じように重要な時期にあたる。この第4期とは、通常赤ちゃんの誕生した日から生後3か月まで続く。 妊娠中に我慢していた食べ物(寿司など)をようやく食べられることもうれしいけれど、一部の食べ物は産後の体の回復を助けるだけでなく、体に必要なそのほかの栄養素を与えることができる。そこで、妊娠を計画中の人も、現在妊娠中の人も、産後を経験している人も、これから紹介するさまざまな食品をチェックしよう。
豆類
安価で、比較的早く簡単に調理できる豆類。食物繊維、葉酸、たんぱく質、亜鉛が豊富に含まれているため、産後のメニューに追加するのにぴったり。「食物繊維は、普通分娩(とくに難産だった場合)や帝王切開後の腸機能を正常に保つために重要です」と「ドクター・レディドクター」として知られる認定産婦人科医のケリー・カルウェル医学博士は説明する。
牛肉と鶏肉
動物性たんぱく質、とくに牛肉や鶏肉を避ける必要はない。カルウェル博士によると、母乳育児に必要なたんぱく質の高い需要をサポートするには、たんぱく質の摂取が必須。たんぱく質の多い料理を簡単に作るなら、シチューや自家製スープがおすすめ。
乳製品
乳製品は必須食品。たんぱく質源であるだけでなく、ビタミンA、B2、B6、B12、亜鉛も豊富に含まれている。母乳を出すとミネラルが排出されることから、積極的にこれらのビタミンを摂取するよう、カルウェル博士は推奨している。
卵
卵は栄養価が高く、食事に取り入れやすい食品。そのうえ、各種ビタミンだけでなくヨウ素も豊富。「なぜヨウ素だと思いますか?」とカルウェル博士。「母乳に十分なヨウ素を供給して乳児の成長と神経発達をサポートするには、ヨウ素の摂取量を増やす必要性があるからです」