（写真：KBS京都）

木津川市の花の寺・岩船寺でサルスベリが満開となり、紅色の彩りを真夏の境内に添えています。木津川市加茂町の花の寺・岩船寺の山門をくぐると、緑に染まる境内で紅色のサルスベリがひと際、目を引きます。猛暑の中、山間の寺まで到着した人たちにサルスベリの生命力が元気を与えてくれます。まっすぐに伸びる枝の先にフリルのような形の愛らしい花が、木からこぼれ落ちそうなほど咲いていて、8月18日頃まで見頃が続きそうだということです。また、境内中央の阿字池には、ハスより見頃が長いとされる睡蓮が境内の静けさを演出しています。岩船寺の魅力は四季折々の花だけでなく、重要文化財の本尊・阿弥陀如来坐像や、室町時代に建立された重要文化財・三重塔により境内の荘厳な雰囲気に浸ることができます。