中田花奈に聞く『理麗麻雀』の面白さと2023年の総括「タレント業よりも麻雀の勉強会を優先した一年でした」
◆この度出演される『理麗麻雀』は、Mリーグとはまた違った雰囲気の麻雀番組です。今回で3度目の出場となりますが、中田プロが思う『理麗麻雀』の面白さを教えてください。 ペアを組んで打つので、それぞれのチームの関係性が見えるところが面白さのひとつだと思います。麻雀番組って普通はフラットに解説するのですが、『理麗麻雀』は自分の感情を乗せて、自分のペアを応援するんですよ。ペアのうち対局していない方が解説していて、「こうなってほしい」と願望を口にしちゃうのが、面白いポイントかなと感じています。 ◆半荘ではなく東南で打つプレイヤーが変わるというのも、ならではだと思います。 そうですね。私は手が入ったときに頑張るタイプではありますが、例えば東場を私が打つときに、何もしないで千瑛さんにバトンを渡すわけにはいかないと思っています。いい状態でパスをする、いい状態で渡されたものをさらに伸ばせるようにしたいですね。 ◆お話にもあったペアを組む菅原プロの印象は? みなさんが思っている印象と、きっと変わらないと思います。本当に優しくて、裏表がなくて、麻雀に真摯な先輩。プロになって1年目のときに私は初めてお会いしたのですが、そのときも優しく接してくださって。すごくいい人という印象があったので、Mリーグで同じチームになれたのが、とてもうれしかったです。岡田(紗佳)さんに続いて、プライベートでご飯に行けるようになった麻雀プロの方でもあります(笑)。 ◆貴重なお話ありがとうございました。最後に、番組を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。 「BEAST Japanext」のチームメイトである千瑛さんとペアを組みます! ちょうど収録日に「BEAST Japanext」の試合もあるのですが、Mリーグのスタジオでは「さるすけコンビ」(「BEAST Japanext」のチームメイトである猿川真寿プロ・鈴木大介プロ)が頑張ってくれているはず……! それぞれの場所で頑張りましょうとエールを送り合いました。ぜひ「BEAST Japanext」を応援してくださるみなさんにも、『理麗麻雀』を見てもらえたらうれしいですね。 ◆(こんな質問も!)中田プロが読者の方々に推したいエンタメは? 仕事以外でエンタメに触れる機会がかなり減っちゃったのですが、音楽だとCreepy Nutsさんが好きで、よく聞いています。あとはラジオ! ラジオだけは、聞く時間が減っていません。家事をしながら芸人さんの深夜ラジオをよく聞いています。私は基本的にネガティブなので、家事などをしていてもすぐに考えこんじゃうんです。そういうとき、笑いが隙間を埋めてくれるというか。芸人さんの深夜ラジオにはすごく助けられています。大好きですね。 ●photo/小川遼 text/M.TOKU <PROFILE> 中田花奈 ●なかだ・かな…1994年8月6日生まれ。埼玉県出身。A型。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。2020年10月にグループを卒業する。2021年3月に、日本プロ麻雀連盟第37期後期プロテストに正規合格。タレント業の傍ら、自身で麻雀カフェ「chun.」のオーナー・店長を務める。Mリーグ2023-24シーズンより、新チーム「BEAST Japanext」の選手として参戦。
M.TOKU