長崎市議会 被爆者らの請願「松山町の陸上競技場現地存続」賛成少数で不採択 に《長崎》
NIB長崎国際テレビ
長崎市議会の本会議が開かれ、道路整備に伴うスポーツ施設の再配置をめぐり陸上競技場の現地存続を求める被爆者らの請願を不採択としました。
長崎市松山町のスポーツ施設の再配置を巡っては、鈴木長崎市長が先月、市民総合プールを現在の陸上競技場の場所に移転させる方針を示しています。 一方で 被爆者団体などは原爆死没者の遺骨が掘り起こされる可能性があることや、陸上の練習環境の維持などの理由から、現地存続を求める請願を市議会に提出していました。 13日に開かれた市議会本会議で採決が行われ、請願は賛成少数で不採択となりました。
また 物価高騰対策として、22億円あまりを盛り込んだ86億2500万円あまりの一般会計補正予算などが可決され、閉会しました。