パリ五輪、活躍へエール 東京五輪ホストタウンの鶴岡市がモルドバに応援動画
2021年の東京五輪・パラリンピックで東欧モルドバのホストタウンに登録された鶴岡市は6、7の両日、パリ五輪で同国の活躍を後押ししようと、応援動画の制作に取り組んだ。 東京五輪では同国のアーチェリー、柔道、陸上の選手が鶴岡に滞在し、新たな交流が生まれた。6日はアーチェリーに取り組む高校生や大学生、社会人の計約40人が市内で撮影に臨んだ。東京五輪女子代表の岸塚(旧姓中村)美樹選手(31)=鶴岡工高出=も加わり「進め、モルドバ」などと同国の言葉で伝えた。 岸塚選手は「新型コロナウイルス禍でもあったつらい時には、一緒に頑張ろうと支え合った。パリでは金メダルを目指し頑張ってほしい」とエールを送った。 7日は柔道関係者が撮影した。市は同国の五輪組織を通じ代表選手に動画を届けるという。