山陰放送

日本の南には熱帯低気圧があって、ゆっくり東南東へ進んでいます。周辺の暖かく湿った空気の影響で、気象庁によりますと24日は南西諸島では雷を検知していて、西日本でも強い雨を解析しています。 この熱帯低気圧は 25 日にかけてほぼ停滞し、26 日は日本の南を北東に進む見込みです。 【画像を見る】日本の南に「熱帯低気圧」進路は?【24時間予想天気図・48時間予想天気図　このあとの雨・風シミュレーション】 低気圧周辺の暖かく湿った空気の影響で、南西諸島と西日本の一部では、大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。 南西諸島と西日本では25 日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。 山陰地方は25日は湿った空気の影響で雲が多く、雨の降る所がある見込みで、雷を伴い雨脚が強まる所もありそうです。 朝の最低気温は20度から21度くらいで、涼しい見込みです。日中の最高気温は28度から31度くらいで、24日と同じか1、2度高いでしょう。 石川博康　気象予報士 「山陰地方は晴れる時間帯もありますが、天気は変わりやすい見込みで、急に雨の降ることもありそうです。お出かけには折りたたみ傘があると安心です。 また日中は30度くらいまで上がり、真夏日のところもありそうです。ただ夏の蒸し暑さとは違って、北風が吹いてカラッとした暑さになるでしょう」