「いとも簡単にやってみせる」リベロ小島満菜美のレシーブに驚愕! 日本の守備力をポーランドも賛辞「本当に良いチームだ」【女子バレー】
バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は5月19日、ここまで3連勝中だった女子日本代表(世界ランク8位)がポーランド(同3位)と対戦し、セットカウント0-3のストレート負けを喫した(24-26、20‐25、23‐25)。 【動画】バレー女子日本代表のリベロ・小島真奈美が強烈なアタックをレシーブ! 日本は初戦に開催国のトルコを相手にフルセットの末に勝利するなど、トルコラウンドを3勝1敗で終えた。 第1セットの序盤は、山田二千華が2連続サービスエースを決めるなど、6-3と優位に進める。後半になって15-15に追いつかれると、日本は再び4連続得点で突き放して19-15。ところが、終盤になってポーランドに怒涛の6連続得点に合うなど、24-26でこのセットを落としてしまう。 日本は長身203cmのマグダレナ・スティシアクの高さのある攻撃にも苦しめられた。第2セットも序盤から接戦となっが、中盤に入るとポーランドが優位に立ち、このセットも20-25で取られて後がなくなった。 第3セットは石川真佑のサービスエースが飛び出すなど、一時は10-8とリードしたが、ポーランドが5連続得点で逆転。23-25のストレートで敗れた。 それでも果敢にボールを拾いに行く姿勢を見せ、ポーランドとのラリーの応酬で白熱の試合を展開。スイスのバレーボール専門メディア『Volleyball World』はXで日本のリベロ・小島真奈美がポーランドの強烈なスパイクをレシーブする映像を投稿。「コジマはいとも簡単にそれをやって見せる」と褒め称えた。 同メディアは記事内で「ポーランドは本当に素晴らしいオフェンスを持っているので、点を取るためにはうまくディグをして、トランジションすることが非常に重要でした」という小島のコメントを紹介している。 また、ポーランドのリベロ、アレクサンドラ・シシグロフスカは「日本は本当に良いチームだ。特にディフェンスが良くて、そこが難しいところだったが、心を落ち着かせれば、彼らが何をしようとしているのかがわかってきた」と、話していたという。 世界ランク3位のチームから守備力を称えられた日本。しかし、随所に力の差も見せつけられたのも現実。今度は戦いの舞台をマカオに移し、5月28日からブラジルと対戦する。気持ちあらたに次の戦いへと備える。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]