さつま町の火薬庫整備 環境・水源調査開始 鹿児島
防衛省が、さつま町で整備を検討している火薬庫を巡り、九州防衛局は19日から環境や水源の現地調査を始めました。 防衛省は、さつま町の中岳周辺で自衛隊の火薬庫の整備を検討しています。すでに中岳周辺では火薬庫の整備に適しているか調べる調査が進められていて、九州防衛局によりますと19日から環境や水源の調査を始めたということです。 環境調査では道路脇や空き地に機器を設置して、車の騒音や振動などを測定します。また、周辺の林では無人センサーカメラを設置するなどして、動植物の生息状況を確認します。 一方、水源調査では川や水路に流れる水の量や水質などを調べ、井戸を所有している住民から利用状況を聞き取るということです。 調査は2026年3月15日までの予定です。