「選択肢が増えるのは嬉しいこと」間もなく登場するヤマハの新型ATスポーツバイク「MT-09 Y-AMT」に期待大! ネットでの反響とは
SNSなどではさまざまな意見が
MT-09は、2014年から販売が続いているネイキッドモデルです。
直列3気筒エンジンをはじめ、すべてが新設計のブランニューモデルとして登場しました。 現在はこのプラットフォームを使用した派生モデル「トレーサー9」や「XSR900」も作られています。 現行型のMT-09は、2024年3月に新型になりました。鉄仮面のようなヘッドライトが特徴的。この型にY-AMTが搭載されます。 スペックは公開されています。 エンジンは888ccの水冷直列3気筒DOHCで、最高出力88kW(120PS)/1万rpm・最大トルク93Nm(9.5kgm)/7000rpmを発揮します。 ボディサイズは全長2090mm×全幅820mm×全高1145mmで、ホイールベースは1430mm、シート高は825mm。車重は196kgと、Y-AMTを搭載しても200kgを切る軽量さです。 価格は136万4000円で、突拍子もないようなプライスがつけられているわけではありません。最小限の付加装置で実現したATなので、その分コスト減にも成功していると考えられます。 MT-09 Y-AMTの登場については、SNSでも話題になっています。 「シフト操作に対応したバイク用ブーツを履かなくても良くなる。今後はミドルクラスにも導入してほしい」「SP(走行性能を高めた上級仕様)にも搭載してほしい」「トレーサー9といったツーリング指向のモデルにもほしい」 といった展開を希望する声のほか、「関節炎に苦しんでいるライダーにとって、これは朗報だ」といった身体に問題を抱えているライダーからの声もあります。 一方、「変速操作が楽しいからバイクに乗っているのに」「やっぱりクラッチ操作がないと寂しい」「クラッチがないなら左グリップにブレーキレバーを装備しても良いのに」といったネガティブな声もあります。 しかし、「個人的にはMT派だけど、AT車に乗るとラクだなと思うのは事実。MT車が廃止されるわけではないので、これまでのAT/MTとは違った選択肢が増えるのは喜ばしいことだと思う」と応援のコメントも見られます。 ※ ※ ※ 従来のMT自体が廃止されるわけではなく、ヤマハは新たなトランスミッションの提案という形でMT-09 Y-AMTをラインアップするのでしょう。 MT-09はスポーツバイクなので、ATとはいえども「TMAX」といったスクーターとは違った乗り味や世界が見えるのではないでしょうか。 次はどこがどんなトランスミッションを出してくるのかも楽しみです。
Peacock Blue K.K.
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