中国船2隻、領海出る 尖閣周辺、今年9日目
第11管区海上保安本部(那覇)は6日、沖縄県・尖閣諸島周辺で5日に領海侵入した中国海警局の船2隻が、6日午後7時20分ごろ、相次いで領海外側の接続水域に出たと発表した。2隻は日本漁船1隻の動きに合わせ、領海内を航行した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年9日目。 11管によると、5日午後0時20分ごろから、船2隻が相次いで侵入。領海から出るよう、海保の巡視船が要求していた。 接続水域では、別の中国船2隻も確認され、うち1隻は機関砲のようなものを搭載。接続水域を含め、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは107日連続。