県内のさまざまな流派の生け花を展示する催しが佐賀市で開かれていて、会場には秋を感じる作品が並んでいます。 これは県内の11の華道の流派でつくる県華道連合会が開いているもので、今回で24回目で、会場には会員の作品292点が展示されています。 こちらは、一葉式いけ花の小柳佳波さんの作品。 メインの竹は若く青いものを使わず、枯れた茶色の竹を使うことで秋を感じさせています。 また、草月流の前田寿節さんの作品は大きな木を群青色に近い青で塗装し、力強い印象をうける一方、カスミソウで優しさを表現。 角度によっては、夏から秋に移り変わるようすを楽しむこともできます。 【来場者】 「とても穏やかで素敵な作品がたくさんあったので写真を撮っていた。和みですね」 【来場者】 「いい気持になる。きれいな気持ち」 【会長 小柳佳波さん】 「作品を見ていただいて、来場したときに安らぎの一つになれば」 この展示会は、10月21日まで佐賀市のゆめタウン佐賀で開かれています。