『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸（さき）わう夏 ＠NIPPON BUDOKAN 2023』全国公開初日舞台あいさつに登壇した福山雅治

　俳優・アーティストの福山雅治が19日、都内で開催された『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸（さき）わう夏 ＠NIPPON BUDOKAN 2023』全国公開初日舞台あいさつに出席。福山は本作を経て表現したいものがより明確になったそうで、既にライブフィルムの次回作の構想があることにも言及。「やはり興行収入という結果を残さなければいけない」「お誘いあわせの上、結果を連れてきていただけると、次の作品に繋げられると思います」とファンに呼びかけた。 【写真】ナイススタイルすぎる、、！　イベントに登場した福山雅治、全身カット 　本作は、2023年の夏に開催したライブ「言霊の幸わう夏 ＠NIPPON BUDOKAN 2023」の映画化。福山は「武道館もいいけど、また違っててよかったでしょ？」とファンに問いかけ「実際のライブでは見えない聞こえない、でも僕の中ではこういう風に見えててほしい聞こえててほしいという、僕の脳内の理想の音・理想の映像・演出を詰め込みました。なので、武道館のライブは武道館のライブでいいんだけども、この映画は映画でしか味わえない作品になっていてほしい、そういう思いで作りました」とコメント。 　自身の少年時代を演じている柊木については「映画にするんだったら、こういう建付け・物語があった方がいいな」と思ったそうで「物語があって初めて映画だなと思ったので、その物語の部分を担って欲しいと思って出演していただきました」と解説した。また自身が主演を務めた日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』（TBS系）で皆実広見の少年時代を柊木が演じていたことに触れ「柊木くん以外は考えられない」ときっぱり。これに「すごく嬉しいです」とはにかんだ柊木は、福山からギターのピックを受け取る一幕もあった。 　自身の主観・客観で「映画になったライブ」を目指したという福山は「ちょっと盛り上がりが足りてなかったかもっていうところは、足してます。『追いオーディエンス』してます」と笑顔。「だからドキュメンタリーではないです。現場で起こったことを素材・題材にした、作品というものに仕上げています」と語り「今聞いても、その頃のことを思い出す景色や匂いや感情。そういう音楽が持つ時空を超える力を映像表現してみると、どうなるのかなというトライもしてみました」とも語っていた。 　『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸（さき）わう夏 ＠NIPPON BUDOKAN 2023』は公開中。