スマホを目覚まし代わりにするのはNG!ダラダラなまけた生活から抜け出すカンタンな方法
簡単なことは続けられる
「意志力」に次いで悩ましいのが、「集中力」ではないでしょうか。集中力が続かない、すぐ飽きてしまう、気づいたらスマホを見ていた…。どれもあるあるですよね。 実は「変化のための時間は25分」。25分だけ集中すればいい、と考えると楽になりませんか。 大切なのは「重要なことをする時は、ほかのことも一緒にやろうとしない」こと。なぜなら「ささいなことに集中できない人は、大きなことにも集中できない確率が高い」から。仕事をしながらスマホ、というのもこれにあてはまるかもしれませんね。 とにかく25分、ひとつの物事に集中してみる。生産性や脳の疲労度も変わってくるかもしれません。
スマホ依存から抜け出すには
それでもやっぱり、つい手にしてしまうのがスマホ。現代社会で生活必需品になったスマホですが、依存症の危機も騒がれています。ジイさんの見解は、「『スマホ依存症』は、日常がスマホよりもわくわくするおもしろいことであふれていれば、ごく自然と治る」。 とはいえ、今までべったりした付き合いのスマホといきなり決別するのは無理。それこそ自分の「意志力」をあてにせず、他者を頼るのが得策です。スマホ依存防止アプリを大いに活用しましょう。
何があっても、自己否定しない
自分の分身のように寄り添っていたスマホから一時でも離れると、禁断症状が出るのも頷けます。スマホから意識を逸らす方法として、「運動、映画鑑賞、体操、読書」などをあらかじめ準備しておくのを、ジイさんはおススメしています。 一度や二度、禁を破ってしまうかもしれません。でも「自分を否定しないでほしい」とジイさんは断言します。「なまけぐせ」から脱却するために、「依存症よりももっと危険な自己否定」を覚えておいてください。 世界でひとりしかいない自分を自分で否定してしまったら、人生がそのまま罪悪感で満たされてしまうではありませんか。できなかった自分を黒く塗りつぶすのではなく、できた自分に光をあてる。そんな風に1日を積み重ねてみませんか。いつしかきっと「なまけぐせ」から「すぐやる人」にシフトチェンジしているはずです。 <文/森美樹> 【森美樹】 1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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