黄色の薩摩切子のみ集めた「イエロージャック」…復元成功から35周年で企画、260点展示
黄色の薩摩切子をテーマにしたイベント「イエロージャック」が22日、鹿児島市吉野町の磯工芸館で始まった。同館によると、黄色のみの作品を集めた催しは初めて。23日まで。 【写真】ゴジラのゴツゴツ皮膚感を表現した「薩摩切子」
「薩摩ガラス工芸」(現・島津興業、鹿児島市)が黄色の薩摩切子の復元に成功して今年で35周年を迎えることから企画。会場では、復元を記念して制作された星や月を題材にした冷酒杯のほか、酒器や皿など約260点が展示、販売されている。
同館の有村真菜さん(22)は「黄色の切子がこれだけ並ぶことはめったにないので、ぜひ足を運んでほしい」と話す。
入場無料。午前9時~午後5時。問い合わせは同館(099・247・8490)へ。