生活保護を受ける場合、今ある「クレジットカードは解約しなければいけない?生活保護の受給条件も教えて!
生活保護受給者はクレジットカードの審査通過は難しい
生活保護受給者がクレジットカードの審査に通過することは一般的に難しいとされています。 クレジットカードの審査では、申請者の収入や資産状況を総合的に評価します。生活保護を受けている人は、収入が不安定であることが多く、カード会社が立て替えた費用の返済能力に欠けていると判断される可能性が高いでしょう。 ただし、クレジットカードの申し込み自体は可能です。また、生活保護受給者であることを明かす必要はありません。収入が一切ない状況や、過去に金融事故を起こしていた場合などは、審査の通過は厳しいといえるでしょう。
生活保護でも使えるクレカ以外のおすすめ決済方法
生活保護を受給している方でも利用できる決済方法は以下の3つがあります。 ・デビットカード ・プリペイドカード ・バーチャルカードや後払いアプリ デビットカードは、口座から直接引き落とされる形で支払いが行われます。プリペイドカードは、事前にチャージ(入金)を行い、その残高内で利用できます。クレジットカードのような審査は必要ありません。 バーチャルカードや後払いアプリも活用できます。ただし、後払いの場合は審査が必要となる場合があります。
生活保護法において受給者がクレジットカードを所有することを禁じる規定はありません
生活保護法において、受給者がクレジットカードを所有することを禁じる規定はありません。したがって、生活保護を受給する前から持っているクレジットカードを解約する必要はありません。 しかし、クレジットカードの利用に関しては、念のため担当のケースワーカーに確認しておくことをおすすめします。自治体によってはクレジットカードの利用に関する判断が異なる場合があるためです。 また、複数のクレジットカードを持っている場合は、そのすべてを申告しておくとよいでしょう。ケースワーカーから許可が得られれば、安心してクレジットカードを利用できます。 出典 厚生労働省 生活保護の被保護者調査(令和6年4月分概数)の結果 を公表します 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部