高温一転 “10年に一度レベル”寒波到来 全国各地に「低温と大雪に関する早期天候情報」発表 気象庁 日本海にはJPCZで大雪警戒 西日本でも各地で積雪
この「早期天候情報」は、その時期としては “10年に一度レベル”しか起きないような著しい低温や高温、降雪量となる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかけるために出される情報です。その現象が予想される6日前までに発表されます。 気象庁は“10年に一度レベル”で起こる低温を「かなり低い」として表現します。それぞれの地方ごとの気温が「かなり低い」と表現する基準は、5日間平均気温との平年差が以下のような場合です。 各地方の「かなり低い」の基準 5日間平均気温の平年差 東北 -2.3℃以下 関東甲信-2.2℃以下 北陸 -2.6℃以下 東海 -2.2℃以下 近畿 -2.4℃以下 中国 -2.6℃以下 四国 -2.5℃以下 九州北部(山口含む) -2.6℃以下 九州南部・奄美 -2.6℃以下 沖縄 -2.5℃以下 各地方の「大雪」の基準 5日間降雪量平年比 北海道 144%以上 東北(日本海側) 207%以上 関東甲信 (長野県北部・群馬県北部) 226%以上 北陸 282%以上 東海(岐阜県山間部) 289%以上 近畿(日本海側) 350%以上 中国(山陰) 298%以上 「早期天候情報」が発表されるのは、5日間の「平均気温」や「降雪量」(6~14日先)が、「かなり低い」「大雪」となる確率が30%以上と見込まれる場合です。本来なら“10年に一度程度”の頻度しか起こらないものが「30%以上」の確率で起こると予想されるため、通常よりも3倍以上「かなり高い」状況が現れやすいと見込まれていることを意味しています。 全国各地の詳しい「早期天候情報」の内容はリンク先から 【さらに詳しく】今週は九州でも雪マークずらり 全国の週間予報&各地の「低温と大雪に関する早期天候情報」 ■西日本でも積雪&最高気温が5℃に満たない日も 11月から12月にかけては気温のアップダウンが非常に大きい日々が続いています。体には非常に応えるパターンですが、先週との大きすぎる寒暖差に注意が必要です。
中国放送
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