桂米助、若手落語家ユニットによる新喜劇にエール「大谷のように二刀流で頑張って」
落語家、桂米助(76)と若手落語家ユニット、芸協カデンツァが11日、東京都内で「桂米助プレゼンツ 芸協カデンツァ新喜劇」の発表会を行った。 落語芸術協会の二ツ目10人によって2019年に結成された同ユニットが、浅草演芸ホール12月上席後半(6~10)の昼の部の最後に新喜劇を行う特別企画。6月にイベントで披露した新喜劇を米助がYouTubeチャンネルで紹介したことがきっかけで、開催が実現。250年と言われる寄席興行の歴史の中で、二ツ目が通常興行のラストを新喜劇で飾るのは史上初の試みという。 今回の寄席でトリを務め、最後の新喜劇につなぐ米助は「6月に見に行ったら実に面白くて、お客さんにばかウケなんですよ。若い人にも見ていただいて、落語界を盛り上げられたら」と企画意図を説明。「大谷(翔平)も活躍していますので、カデンツァも落語と新喜劇の二刀流で頑張ってもらいたい」とエールを送った。 同ユニットでリーダーを務める瀧川鯉津(50)は「一過性のものではなく、毎年暮れの風物詩にできたらいいな」と意気込んだ。