福島市東部野菜集荷所にキュウリ共選設備 JAふくしま未来が起工式 大きさ自動選別、一日最大8150キロ出荷可
JAふくしま未来は、福島市本内の東部野菜集荷所にキュウリ共選設備を導入する。工期は2025(令和7)年2月28日までで、3月下旬から稼働する。起工式が9月30日、現地で行われた。 これまでキュウリ農家は早朝に収穫した後、手作業で梱包(こんぽう)していたため夜中まで時間を要していた。同JA管内では今年度の新規就農者のうち、キュウリ農家が35人と最も多く、「時代に則した働き方で農作業に集中できる環境を整える」(数又清市組合長)との考えから設備の導入が決まった。 設備はキュウリの大きさを自動で選別することができ、一日最大8150キロを出荷できる。管内では初の鮮度保存装置が登載されている。 起工式には約30人が出席した。神事で数又組合長らが玉串をささげ、工事の安全を願った。 (県北版)