Auto Bildの長期テスト車「ポルシェ マカンGTS」 のお別れツアー 別れが惜しい・・・
ポルシェ マカンGTSの長期テスト。V6マカン、お別れツアーで印象的な走りを披露。V6ガソリンエンジンを搭載したポルシェ マカンGTSは、すべての面で説得力がある。
このクルマから降りたくなくなる。この鮮やかなグリーンの「ポルシェ マカンGTS」は、2023年末から我々に敬意を表してきた。マカンシリーズは、内燃エンジンの世界に別れを告げる。440馬力、6気筒、全輪駆動、最大1,503リットルのトランクスペース。そして、これまでのところ、その性能を遺憾なく発揮している。
我が編集部に来て、日々の仕事を開始するやいなや、風や天候、そして何よりもたくさんの氷や雪の中を走り出した。四輪駆動のため、装備は常に万全で、渋滞があれば脇道に入ることもできる。暖房、換気、座り心地、夢のようだ。雪が少し深い場合は、エアサスペンションの高さを調整できる。
そして3月中旬、ピレリのPゼロ コルサというサマータイヤに履き替える。セミスリックタイヤ?そう、このタイヤはオプションなのだが、アップデートされてウェット性能と快適性の面で再び微調整が施された。だから、雨の中のコルサも心配する必要はない。 数カ月に渡り、レース場からレース場へ、出張でスペインへと国内を駆け巡る。「マカンGTS」は、21インチホイールにもかかわらず、快適な転がり挙動で印象づける。轍でさえも何の問題も引き起こさない。少なくとも、快適なノーマルモードで走行しているときは。
「スポーツ」や「スポーツプラス」に切り替えてサスペンションが低くなると、ステアリングホイールをより強く握る必要がある。幸い、すべて個別に調整できる。今のところ、テスターは「スポーツ」モードが一番気に入っている。このモードでは、賢いオートマチックギアボックスが常にリミッターに引っかかることなく勝手にギアチェンジしてくれるし、サスペンションは硬めだがでこぼこしすぎず、エキゾーストはフルサウンドを発する。 消費量は?エンジンが大きいので、ガソリンスタンドに行くことが多いと思っていた。しかし、制限内に収まっている。11リッターで、約100km(リッターあたり8.8km)の走行が可能だ。悪くない!
結論
「ポルシェ マカンGTS」は、燃費を制限内に抑えながら、快適性と運転の楽しさを印象づける。これまた別れが惜しい1台だ。
Guido Naumann
【関連記事】
- 燃焼エンジンのフルサウンドなしで本当にポルシェたり得るのか?新型「ポルシェ マカン ターボ」でテスト&チェック!
- 【追加&アップデート情報】息が止まるほどの加速力と最高精度のステアリング 試乗レポートを含む新型ポルシェ マカンの情報総まとめ!
- ポルシェの大人気モデル 新型「ポルシェ カイエン」のドライビングレポート&比較テストを含む情報の総まとめ!
- はい、これポルシェ製ボートです「Frauscher × Porsche 850 Fantom Air(フラウシャー×ポルシェ850ファントム エア)」新型マカンのEパワーユニットを使って作られたボートをドライブ!
- 【イタリア製ポルシェ911?】「ラブ イレブン バックデイト-911(Lab Eleven Backdate-911)」このクラシックなスタイルの911は993のレストモッドだ!