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タイヤの取り付けに挑戦する児童たち（京都府向日市・向陽小）

車の模型を組み立てるライン作業を体験する児童たち（京都府向日市・向陽小）

　ダイハツ工業の従業員による「ものづくり体験教室」が、京都府向日市の向陽小であった。5年生107人がブロック玩具で車の模型を組み立てる「ライン作業」などに挑戦し、ものづくりの楽しさを学んだ。 　大山崎町の京都工場などで製造作業に従事していた社員9人が講師を務めた。 　児童たちはライン作業の体験で、8工程の組み立てと部品供給、運搬、検査の役割に分かれて、1分間で模型を仕上げた。ほかに、実際に工場で使われる工具を使い、塗装やプレス、タイヤの取り付けも行った。社員から「ミスがあっても責めずに、どうしたらうまくできるのかを話し合うことが大切」と聞き、うなずいていた。 　参加した児童（10）は「みんなで協力してタイヤを取り付けたのが楽しかった」と語り、別の児童（11）は「ものづくりには工夫がたくさんあることが分かった」と話していた。