純アルコール量と分解時間を把握「アルコールウォッチ」 厚労省が公開
厚生労働省は9月20日、飲酒した場合の純アルコール量や、その分解に要する時間が簡単に分かる特設サイト「アルコールウォッチ」をリリースした。健康に配慮して飲酒することや、飲酒後にどう行動するか判断することを促す。 特設サイトには酒の種類と量を描いたイラストが並んでいる。例えば、缶ビール350ミリリットル(アルコール度数5%)を選び、「計算する」のボタンを押すと「純アルコール14グラム」「分解時間の目安は飲み終えてから3時間30分。この間の運転はやめましょう」と表示される。 厚労省は2月、飲酒に伴う健康リスクを示したガイドライン(指針)を初めて公表。生活習慣病のリスクを高める摂取量として「1日当たりの純アルコール摂取量が男性40グラム以上、女性20グラム以上」と明記した。 飲酒量ではなく純アルコール摂取量に着目し、その摂取量を継続した場合の発症リスクを疾病ごとに示した。