六代目山口組系でラーメン店主の余嶋学組長が殺害された事件…指定暴力団「絆會」の幹部・金成行被告を逮捕へ アパートから押収の拳銃が使用された可能性
去年4月、神戸市のラーメン店で暴力団組長の店主が殺害された事件で、警察は別の暴力団の幹部を逮捕する方針を固めました。 【画像を見る】指定暴力団「絆會」の幹部・金成行被告 去年4月、神戸市長田区にあるラーメン店の店主で六代目山口組系傘下組織の余嶋学組長(当時57)が厨房で頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。銃撃されたとみられます。 捜査関係者によりますと、殺害に関与した疑いが強まったとして、警察は指定暴力団「絆會」の幹部・金成行被告(55)の逮捕状をとっていて近く逮捕する方針です。
アパートから押収の拳銃が事件に使用された可能性
金被告のアパートから押収した拳銃を鑑定した結果、事件に使われた可能性があることがわかりました。 金被告は2020年に長野県宮田村で暴力団関係者を銃撃した殺人未遂などの罪で逮捕・起訴され、2022年には茨城県水戸市で六代目山口組系の幹部を銃撃し殺害したとして、逮捕されています。