中印の係争地「解決方法を」 外交トップが会談
【ジャカルタ共同】中国の外交担当トップ、王毅共産党政治局員は14日、インドのジャイシャンカル外相と会談した。係争地問題で両国関係は近年緊張しており、王氏は「インドが中国と互いに歩み寄り、双方が受け入れられる国境問題の解決方法を見つけ出すことを望む」と表明した。中国外務省が15日発表した。 王氏は、中印が「互いに消耗し、邪推する」のではなく、相互に支持し合うべきだと強調。インド側が最近、中国企業の活動を規制する措置を取っていると述べ「重大な関心」を表明、差別的でないビジネス環境の確保も求めた。 両氏は、インドネシアの首都ジャカルタで個別会談した。