カブスが佐々木朗希獲得に参戦 MLB公式サイトで編成トップ「シカゴは日本選手にとって魅力的」
米大リーグ公式サイトは11日(日本時間12日)、ロッテからポスティングシステムを利用したメジャー移籍が容認された佐々木朗希投手(22)の獲得にカブスも参戦すると報じた。 カブス担当のジョーダン・バスティアン記者はジェド・ホイヤー編成本部長が「日本からメジャーリーグにくる選手にとって、カブスを魅力的な着地点として確立すること」を目標の一つ掲げてきたことを伝え、鈴木誠也外野手(30)と今永昇太投手(31)が主力としてプレーしていることも踏まえ、「日本の天才である佐々木朗希を起用する可能性を考えると、こうした補強は間違いなくマイナスにはならないだろう」とした。 ホイヤー編成本部長は既に日本を訪れ直接、佐々木の登板も視察済み。先日のゼネラルマネジャー会議では「日本選手の適応プロセスをうまく進めるために一生懸命努力してきた」と語り、「日本選手とってカブスとシカゴは本当に魅力的だと思っている」と自信を見せた。さらに「日本投手の才能が枯渇するのは思えない」とし、「これからも成功を収めるだろう。ワールドシリーズでの山本(ドジャース)、今季の今永の活躍、そして昨季の千賀(メッツ)を見れば一目瞭然で、市場もそれを分かっている」との言葉を伝えた。