500万部超え、今注目の異世界作『第七王子』がアニメ化目前 「主人公が狂気的」「ただただ魔術を極めていくのがいい」キャスト陣が印象語る
4月1日(月)深夜24時よりテレ東系6局ネット他にて放送開始となる新作TVアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』について、放送直前となった24日、同作のスペシャルステージが「AnimeJapan 2024」バンダイナムコグループブース内ステージにて開催された。 【画像】人気VTuberが主題歌担当!アニメ放送開始間近にキャスト陣集結(全4枚) 『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』は過去の記憶はそのままに、完璧な血筋と才能を備えながら生まれ変わった第七王子・ロイドの、桁外れの魔力で“気ままに魔術を極める“無双ライフ”を描く、異世界魔術バトルファンタジー。原作:謙虚なサークル。によるライトノベルおよび、漫画:石沢庸介が手掛けるコミカライズが「マガジンポケット」(講談社)にて連載しているシリーズ累計発行部数500万部を突破している。 イベントには小市眞琴(ロイド 役)さん、ファイルーズあい(グリモ 役)さん、Lynn(シルファ役)さん、熊田茜音(アリーゼ役/エンディング主題歌)さん、樋口楓(オープニング主題歌)さんの5名が登壇。4月1日(月)に迫った初回エピソードについてのお話や、本ステージで初解禁となる情報まで、「第七王子」の魅力をたっぷりと伝えた。
豪華キャスト演じる多様なキャラクターに注目
ステージが始まると、さっそく原作やコミカライズの印象を聞かれた小市さんは「ロイドの狂気的な部分や表情がすごい」と、ファイルーズさんは「ただ壊すだけでなく、同時に救っているのもいいんだよね」とそれぞれ口を揃え、救い救われの関係も魅力だと語った。 また、アフレコはすべて終わっているそうで、現場の雰囲気についてファイルーズさんはゲストキャラなどを演じている豪華キャストについて触れ、「先輩の技巧に恐れおののいている」「先輩からの学びが多い現場」と振り返る。続けて、自身のキャラクターの演じ方や魅力について語っていくキャスト陣。主人公・ロイドは、転生者であり現在はサルーム王国の第七王子。「王位継承や女性関係、恋愛的な要素をすべてぶっ壊していく」とのことで、フラグをへし折って、ただただ魔術を極めていくのがいいところだと小市さんは魅力を語った。 ファイルーズさんが演じるのは、かつてサルーム王国を滅亡寸前にまで追いやった古代魔術を操る魔人・グリモ。本人曰く“正ヒロイン”らしく、扱われ方が可哀想なところもあるが、そこも「かわいそかわいい(可哀想可愛い)」だと魅力をアピールした。ちなみに、小市さんのおすすめは、第1話でグリモワール(CV.大塚明夫)からグリモになる瞬間の“お尻フリフリ”だそうだ。 Lynnさんが演じるシルファは、ロイドを溺愛する教育係と護衛を兼ねているメイド。基本はロイドに甘々で「キリッとしているところとデレ~っとしているところのギャップが可愛い」と魅力を口に。剣の達人でもある彼女のアクションシーンは格好良く、しかも優雅で、動きがすごいとみんなが声を揃えた。そして、熊田さんはサルーム王国の第六王女でロイドの姉・アリーゼを演じる。アリーゼもロイドのことが大好きで、登場シーンに関して「その節は申し訳ございません」と笑っていたので、登場から注目したいところ。ロイドからするとアリーゼからもらう知識も多いため、小市さんが感謝を口にすると喜びひとしおの様子であった。 このほかのキャラクターについても魅力や演技の素晴らしさを語る4人。狼型の魔獣・ベアウルフであるシロ(CV.松井恵理子)の話題になると、「正ヒロインの座を奪おうとしている」とファイルーズさんが対抗意識をバチバチに燃やす。さらに、本作ではデフォルメシーンも可愛いとのことで、その演技感が普段とは違うと説明すると、ファイルーズも「擬音とか細かいところまで音にのせているので、聴き応えがすごい」と話した。