<桜田ひより>愛犬アルクくんの前世は猫? いっしょにお昼寝、かくれんぼ 「思いっきりギュッ」に憧れも
あと、私が自分の部屋でメークをしているとき、ドアのすき間から見ている姿も可愛いですね。ドアは開いているのに、開いている方から見るのではなくて、ちょうつがいがあるドアと壁のすき間からのぞいているんです。もっと近くに来ればいいのに、「あいつはどこかに出かけるぞ」って思っているような雰囲気で、遠くから私を見ているときが、とっても可愛いです(笑い)
ーーアルクくんに伝えたいことはありますか
「長生きして」って伝えたいですね。今は元気いっぱいですけれど……ずっと離れないでほしい。ずっと一緒にいられるように、アルクの健康にも気をつけて、楽しく過ごします!
ーー最新作「バジーノイズ」についてメッセージを
撮影していた去年の夏の日々がとても懐かしいです。私は関西弁に挑戦しました。関東出身なので、イントネーションを難しく感じましたが、楽しかったです。私が演じた岸本潮は、自分の寂しさを人との関係でしか埋められなかった子。海野清澄(川西拓実さん)が作る音楽と出会ったことで、少し自立した女性になっていきます。
ドラマ「silent」でもご一緒した風間監督とは、今回の撮影が始まる前も始まってからも、「silent」のとき以上に、たくさんのお話をしました。原作の潮を大切にしながら、桜田ひよりとして潮はどう思ったか、どうするかを監督が私に聞いてくださって。監督と主張をぶつけ合うのではなく、お互いの心情をくみ取っていきながら演じました。完成したらどうなるんだろうとワクワクして、とても充実した日々だったことを覚えています。
風間監督との出会いで、俳優としての自分がとても変わったんです。いろいろと迷っていたものに、一つの道が見えて演じやすくなりました。言葉で表すのは難しく、見てくださる方に伝わる変化かどうかは分からないのですが、桜田ひよりの“演技の色”が見つかったと思います。みなさんに見ていただけることがとてもうれしく、楽しみです。