光、甲子園初勝利 彦根総合とのセンバツ初出場対決を制する
第95回記念選抜高校野球大会は第5日の22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、光(山口)が2―0で彦根総合(滋賀)とのセンバツ初出場対決を制した。光は夏の選手権に2回出場しているが、いずれも1回戦で敗退しており、甲子園で初勝利となった。彦根総合は春夏通じて初の甲子園白星はならなかった。 【光vs彦根総合の試合を写真で振り返る】 光は第8日(25日)の第1試合で氷見(富山)と山梨学院の勝者と対戦する。 ◇ 光はエース右腕の升田が被安打3、11奪三振で完封した。140キロ前後の直球に切れがあり、変化球をうまく織り交ぜながら低めへの制球力が光った。打線は八回に岡本の右前適時打で先制し、九回は相手の失策に乗じて追加点を挙げた。彦根総合は勝田、野下の継投で七回まで無失点と粘ったが、打線がつながらなかった。 ◇彦根総合・宮崎裕也監督 光の升田君は直球に伸びがあり、捕手の配球もすごく良かった。三振と外野フライが多く、最後まで修正できなかった。よそ行きの野球をやってしまった。1点でも取りたかった。