栃木・大田原市議が「医者をやめてしまえ」発言 本人語る原因とは?「娘の検診結果」
■「学校医」は辞任…後任見つからず
30年以上にわたり「学校医」をしてきた70代の男性医師はこの後、辞任しました。 突然の辞任で、対応に追われているのが市役所です。そもそも学校医は、学校ごとに地元の医師から任命され、定期的な健康診断や感染症などが発生した場合に学校側と相談、助言などを行います。 大田原市教育委員会 篠山充教育長 「学校医がいないと、学校の健診とかうまく回せないところがある。新しい校医さんを人選してほしいと医師会にもお願いをしている」 しかし、ただでさえ学校医は手当が少なく“なり手不足”という現実もあり、後任は見つかっていません。 齋藤市議は18日、辞任した学校医の所へ直接、謝罪に行ったと話します。 齋藤市議 「今回は本当に『言葉が過ぎました』と。『学校医を続けてほしい』と言ってまいりました」 ただ男性医師は、辞める意向を撤回していないといいます。番組でも、本人に取材をお願いしましたが、「この件についてはノーコメント」という回答でした。
■責任の対応協議…市議「4年間は続けたい」
一方、市議会は齋藤市議の倫理的な責任を含め対応を協議する方針です。 菊池議長 「議員は一人の公人なので、発していい言葉というのはある。何らかの形で、議会の対応はとっていきたい」 齋藤市議 「それ(処分)は仕方ない。いろんな対応をそのまま受け止めていく。(ただ)皆から負託を受けて議会に出させていただいているので、4年間は続けたいとは思っています」 (「グッド!モーニング」2024年6月20日放送分より)
テレビ朝日