SixTONES・松村北斗さん×上白石萌音さんW主演! 映画『夜明けのすべて』プレミアナイト・レポート【会見全文書き起こし】|CLASSY.
松村さんと上白石萌音さんがW主演する、2月9日公開の映画『夜明けのすべて』のプレミアナイトがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されました。イベントでは主演のお二人に加え、光石 研さん、三宅 唱監督が登壇。4人の挨拶とトークを全文書き起こしでレポートします!
星空をイメージしたライトが輝く劇場で行われたプレミアナイト・イベント。1分40秒の予告編上映後、カメラのフラッシュと盛大な拍手のなかキャスト3人と監督が客席中央の扉から登場! まずは皆さんのひとこと挨拶から始まりました。 MC「ご紹介をさせていただきます。以前は恋愛も仕事も順調だったが、パニック障害を抱えたことで人生が一変する山添くんを演じられました松村北斗さん、お願いします」 松村「どうも松村北斗です。この映画は語ったら長くはなってしまいますが、原作の帯にもあったように“生きるのが少し楽になる“、そんな作品になっています。ここにいる皆さんはもちろんのこと、この映画が届く限りのすべての人が少しでも楽になるようにこの映画が広く届けばいいなと思っております。今日はよろしくお願いします」 MC「続きまして、普段はおおらかな性格だが、PMSによって月に一度イライラが抑えられず怒りを爆発させてしまう藤沢さんを演じられました上白石萌音さん、お願いします」 上白石「こんばんは。今日はお集まりいただきありがとうございます。あの、撮影してたときから私、この映画が大好きだなとずっと思ってまして、手前みそなんですが、今もその気持ちがどんどん大きくなってきているところです。なので、公開が近づくのをすごく楽しみにしていました。今日初めてお客様方に観ていただける日なのでとてもウキウキですが、楽しい時間になればいいなと思っております。よろしくお願いします」 MC「続きまして、山添くんと藤沢さんが務める栗田科学の社長、栗田和夫を演じられました光石 研さんです。お願いします」 光石「こんばんわ、光石 研です。今日、寒かったですね。本当に寒いなか、おいでいただきありがとうございます。この映画は、自信を持って提供できる映画になっております。今日帰り、皆さん、ご飯に行ってください。素敵な夜になると思います。いい夢見られると思います。楽しんで帰ってください」 MC「そして最後に、監督と共同脚本を担当されております三宅 唱監督です。お願いします」 三宅「三宅です。こんばんわ。今回、素晴らしい小説を素晴らしい俳優たちと素晴らしいスタッフと作ることができまして、ようやく皆さんに観ていただけるというのは本当に嬉しくて仕方がないなと思います。三人も本当に素晴らしいですし、それ以外にも素晴らしい俳優たちがいっぱい出てくるっていうものになってます。ぜひご覧ください」 MC「今回W主演を務められる松村さんと上白石さんのお二人は、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』以来の共演で、映画としては初共演となります。朝ドラで演じられていた夫婦役とはまた違った関係とはなりますが、互いに救い合う特別な関係を演じられました。共演を重ねたなかで感じた、お互いの俳優としての魅力を松村さんから教えてください」 松村「二つくらいに絞ったほうがいいですよね?」 MC「たくさんでもいいですよ」 松村「いいですか? 時間足りないと思いますんで。いろんなところでよく答えるのは、瞬発力という感情を爆発させる力とかもありますが、その場になじむ力というか。なじむって言うと月並みですけども。特にこの映画っていうのは、観ていただいたらわかると思うんですけど、何が主人公かって言うと街なんじゃないかなって思うような映画で。間違ってませんよね? 街が主役というか…。その街にどれだけ違和感がないかっていうのは大事だと思うんですけど、(上白石さんは)初日のワンシーンから本当に15分くらいかけて家から歩いてこの会社に来たのかなと思うようなたたずまいと声の使い方、しゃべり方をされるんですよ。なんだろうな、何を感じてるのか僕はわかんないんですけど、そこの感覚はものすごい鋭い。それは朝ドラもそうだったんですけど、時代を感じ取って自分に反映する。そこは本当にもう追随を許さないんじゃないかなと」 上白石「(笑)。ちょっとだけイジってますよね?」 松村「いえいえ。本当に」 MC「上白石さん、現場で何か意識されていることはあるんですか?」 上白石「いえもう、ここにいさえすればいいんだなっていう現場を監督はじめスタッフの皆さん、キャストの皆さんがすでに作っていてくださったので、そこに行けば藤沢さんがわかるっていう状態になってましたね。そうなれたのはやはりキャストの皆さんの力もあるし、松村先生の…」 松村「おおっ! 先生でした?(笑) すみません」 上白石「はい(笑)。本当にこの方々の胸をお借りしてやれば大丈夫っていう安心感のある現場にしていただけてありがたいです」