小澤征爾さんゆかりの楽都・松本に献花台、亡き巨匠を悼む 山ノ内町にも記帳台
世界的指揮者でセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)総監督の小澤征爾さんが6日に亡くなったことを受け、10日、松本市を中心に献花台などを設ける動きが広がった。OMF公演会場の松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)、まつもと市民芸術館、市音楽文化ホールには献花台と記帳台が設けられ、市民が手を合わせた。 【写真】小澤さんの遺影に手を合わせる人たち=山ノ内町
キッセイ文化ホールでは小澤さんが指揮したラベルの楽曲が流れる中、市民が花を手向けた。献花台と記帳台は12日まで午前9時~午後5時まで設ける。
松本市中央図書館にも追悼するコーナーが設置され、関連する書籍やCDなどが並べられた。小澤征爾さんが名誉町民となっている下高井郡山ノ内町の町文化センターにも記帳台が設けられた。