「命を守るきっかけになれば」30人が犠牲、伊豆半島沖地震50年 当時の被害写真で震災記憶伝える=静岡・沼津市
静岡放送
30人が犠牲となった伊豆半島沖地震の発生から2024年5月9日で50年です。地震について知り、災害に備えるきっかけを作ろうと、4月30日から静岡県沼津市で企画展が始まりました。 【写真を見る】「命を守るきっかけになれば」30人が犠牲、伊豆半島沖地震50年 当時の被害写真で震災記憶伝える=静岡・沼津市 伊豆半島沖地震は、1974年5月9日、南伊豆町の石廊崎沖を震源に発生したマグニチュード6.9、最大震度5を記録した地震です。 南伊豆町を中心に山崩れなどが発生し、30人が死亡、102人がけがをしました。 沼津市高島本町にある静岡県東部総合庁舎で30日から始まった企画展では、土砂に埋もれた住宅や生き埋めとなった人の救助活動の様子、大破した石廊埼灯台を撮影した写真などが展示されています。 <県東部地域局地域課 野沢麻美主任> 「発災してから50年という節目で、地域で起きた地震を知ってもらって、自分たちの命を守るための平時からの備えをするというきっかけになっていただければと企画しました」 この企画展は、5月17日まで行われます。
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