「国が推すいいモノある?」株価暴落で小倉優子「NISA拒否」発言注目で“トップママタレ”返り咲き
世界中で株価が大暴落している――。 8月2日の日経平均株価の終値は2216円安い3万5909円と急落した。 【夫が居なくても…写真アリ】小倉優子”ラブラブ”だった頃の「ファミリー写真」 終値ベースでの下げ幅はブラックマンデー以来の1987年10月20日(3836円安)に次ぐ過去2番目。米国のIT関連のナスダックやS&P500なども下降トレンドに入っている。 今年1月1日から政府はNISAの制度を改正し、利益の非課税枠や期間が拡充された。円安、物価高に苦しめられていた国民はこぞって投資に向かい、特に好景気でインフレが過熱していたアメリカ株や全世界の株に投資するオールカントリーなどを中心に買われた。しかし海外株を買えば買うほど、ドルで購入する場合が多く円安に拍車をかけていた。 しかし日銀は、7月31日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げる追加の利上げを決定すると円高が急速に進み、1ドル146円台(8月3日現在)にまで上昇した。 「金利を上げれば、企業が資金を調達しにくくなり事業の投資などがしにくくなります。しかしアメリカの政策金利との差が大きく、円安に歯止めをかけるには日本も金利を上げざるを得なかったのでしょう。 日本の大企業は製品の輸出が大きな利益となっているため、円高になれば業績は悪化します。それを嫌がり投資家は株を売るので当然、株価も下がります。そうなれば、政府の税収も減るでしょう。一方、庶民からすれば円高は輸入品が安くなったり、海外旅行が安く行けたりとメリットもあります」(全国紙経済担当記者) 国が大風呂敷を広げて推し進めた新NISA。だが、今回の株価暴落で、始めたばかりの“にわか投資家”を中心に悲鳴が上がっている。中には証券会社の損益画面をスクリーンショットし、“-2000万円”と報告している悲壮感漂うポストも見受けられた。 そんな“投資熱”を煽ってきたのが、テレビをはじめとするマスコミだ。“新NISA”の特集を連日組み、アピールしてきた。 「テレビで新NISAを紹介する際は、“儲かる”という言葉は絶対に使わない。あからさまなオススメもしません。制度を淡々と紹介するだけです。 しかし新NISAの制度自体が得する内容なので、“私も始めてみよう”と思った人は多かったでしょうね。損をした人に対して心苦しい気持ちもありますが、我々も政府の金融政策に振り回されている面はあります。あくまでも“投資は自己責任”ということで……」(情報番組ディレクター) だが、結果的に日本人が一斉に株を買ったところで、政策金利を上げて一気に株価を暴落させた。そんな国の“きな臭さ”を覚知していたのがタレントの小倉優子だ。 小椋は1月6日に放送された『~ニュースを知ればボロ儲け!?~がっぽりNEWS!2024』(ABCテレビ)に出演した際、「新NISA」をやっているか聞かれると 「手を出していないです。国が推してるじゃないですか。国が推してるものに、いいものがあるのかなって。何か裏があるんじゃないか」 「“放ったらかしにしてても”とか“夢だ”とか、そんな甘い話は世の中にない。永久っていう言葉も信じていません」 酸いも甘いも経験した小倉は何かを悟っているかのようだ。 今回の株価暴落を受けて 《ゆうこりんの言うとおりだった》 と“予言的中”させた発言がSNSなどで盛り上がりを見せている。 「元々ママタレとしてトップに君臨していた小倉さんですが、’22年に2度目の離婚を経験。新しいママタレも次々と出て来て、昔より存在感が薄くなっていたのは否めなかった。しかし今回の発言が注目されることにより、小倉さんの“冷静さ”や“聡明さ”が際立ち、彼女に信頼感を生ませる結果になりました。 となると“小倉さんが勧めるなら買いたい”“いいモノにちがいない”という消費者は増えるわけですから、彼女を起用したいという企業は増えるワケです。家庭用品やコスメなどを中心に、これから彼女を起用するCMは増えるのでは。“トップママタレ”へ返り咲くことも、十分にあるでしょうね」(広告代理店関係者) 株価は下がればいつか上がるだろう。だが、ゆうこりんのタレントとしての“株”が上がることだけは間違いなさそうだ――。
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