巨人から指名挨拶を受けたドラフト2位・森田駿哉投手(左)と木佐貫洋担当スカウト(右)

プロ野球・巨人は27日、三重県鈴鹿市内のチーム寮でドラフト2位に指名した森田駿哉投手(Honda鈴鹿)に指名挨拶を行いました。 【画像】巨人　2023ドラフト指名選手 森田投手は身長185センチ、88キロの大型左腕。140キロ後半のストレートとカット・ツーシームでストライクゾーンを横に広く使う投球スタイルで、左打者にツーシームを精度高く投げ込めることができ、対左打者のリリーフ適性もあるとのスカウト評。計算して打ち取って行ける総合力の高い投手と期待されています。 ドラフトから一夜明け、森田投手は「指名挨拶いただいて、プロに対する実感も湧きましたし、すごく良い評価をしていただいた」と喜びを語り、指名後の反響について「LINEはものすごい数、今までないぐらい。400ぐらい。びっくりしました」と笑顔をみせました。 2014年には岡本和真選手や岸田行倫選手らとU-18アジア選手権日本代表として出場した経歴を持つ森田投手。岡本選手らと同じ27歳の世代、社会人5年目にしてドラフト指名したことについて、木佐貫洋担当スカウトは「選手寿命も伸びてきてますし、そういうのも全然問題ないぐらいのパフォーマンス」と評価。 オールドルーキーとしての活躍を期待されていることを受け、森田投手は「5年目でも評価してもらえるってことは、他の社会人選手にとってもすごくいいこと。僕が活躍することによって、他の社会人選手の評価も高まると思うので、その代表としてもしっかり頑張っていきたい」と決意を新たにしました。 また、小さい頃から巨人ファンだと話した森田投手は巨人入団後に楽しみなことを聞かれると「土曜日のズームインサタデーでよく巨人のコーナーを朝の食堂で見たり、小さい頃から見てたので、そこに出れるように頑張りたいなと思います」と目標を語りました。