『アイマス』『マイクラ』にVR『鬼武者』まで! ゲーセンでの稼働が待ち遠しい新作アーケードゲームをピックアップ
11月15日(金)、16日(土)の2日間にかけて東京ビックサイトでは「アミューズメント エキスポ 2024」が開催されていました。“アーケードゲームの祭典”として催された本エキスポでは、ゲームセンターで稼働予定の新作アーケードゲームをひと足早くプレイできます。 【画像】ゲーセンでの稼働が楽しみ!注目の新作タイトル。 今回は1日目のビジネスデーを現地取材してきました。本稿では稼働したらぜひプレイしてもらいたい注目の新作を厳選し、一挙にご紹介していきます。 ◆セカンドロケテストからパワーアップ!『アイドルマスター TOURS』 初日のビジネスデーが始まり、来場者たちであっという間に待機列が形成されるほど盛況だったのが、バンダイナムコアミューズメントブースに設置された『アイドルマスター TOURS』です。 今年の6月頃に実施されたセカンドロケテストからのユーザーフィードバックを反映。筐体の操作パネルが調整されたり、ゲーム内のUIが大幅に改良されたりと、製品版の稼働に向けて遊びやすくなりました。 早速ゲームを試遊してみると、以前のロケテストからUIがよりポップなデザインに変更され、ステージセレクト画面もツアーらしいものになっていました。 以前のバージョンも「アイドルマスター」シリーズらしさが残るシンプルなUIで、個人的に悪くはありませんでした。ですが、今作はこれまでのシリーズブランドが集結する、ある種お祭りのようなタイトルです。記念作品に相応しいUIにアップグレードされた印象を受けます。 また、今回から楽曲『Thank You!』と難易度「MASTER」がそれぞれ新たに追加されていました。もちろん、追加されていた新楽曲は「リズムライブ」「クリエイトライブ」のどちらでもプレイすることが可能です。 前回のロケテストからゲーム性は変化していませんが、操作パネルのスライダーが短くなったことで、スライダーノーツは以前よりも捌きやすくなった気がしました。それでも操作としてはやや特殊な部類なので、やはり慣れが必要になることでしょう。 ほかにも「クリエイトライブ」のUIが大きく改善され、今まで以上に直感任せでライブ演出を作り上げることができるようになりました。わからないなりにガチャガチャと操作パネルを触っても、意外と映える映像になるものです。 なお、一般公開日に実施されたスペシャルステージイベントで、ゲームの稼働時期が2025年春に決定したことと、稼働後のアップデートで『学園アイドルマスター』のキャラクターたちが登場することが明かされています。 さらに試遊ブースのすぐ隣では、キービジュアルでアイドルたちが着用している衣装の実物が展示されたほか、衣装の設定画といったアートボード、アクリルスタンドの記念撮影ができるフォトスポットも出現していました。そちらの様子は別途公開しているフォトレポートにて確認していただければと思います。 ©窪岡俊之 THE IDOLM@STER & ©Bandai Namco Entertainment Inc. ©Bandai Namco Amusement Inc. ◆三面モニターと7つのスピーカーで大迫力な『GITADORA -ARENA MODEL-』 コナミアミューズメントブースで目を引いたのが、バンド体感型音楽シミュレーションゲーム「GITADORA」シリーズ最新の『GITADORA -ARENA MODEL-』です。 会場では新筐体が満を持して登場していました。3台のディスプレイモニターと、合計7基ものスピーカーによる立体的で迫力の音響。さらにタッチパネルでの直感的な選曲操作など、臨場感溢れるバンド体験が可能な筐体になっています。 ステージイベントも実施され、「BEMANI PRO LEAGUE」に出場した選手たちによる実演プレイがお披露目されました。各々が思い出の楽曲を披露し、新筐体の魅力についてそれぞれ語っています。 選手たちの実演プレイでは、ライブハウスさながらに筐体から音がビリビリと鳴り響いていて、パワフルなスピーカーのサウンドに圧倒されてしまいました。 筐体は「DrumMania」「GuitarFreaks」のどちらも用意されており、来場者は好きな方でプレイできるようでした。また、ゲームを初めてプレイするユーザーでも遊びやすいように、ゲーム内の「レーンタイプ」を選択できるようです。 ブースにはスペシャルゲストとしてイベントに登壇した、SUSURU氏のパネルも出現し、フォトスポットでの記念撮影もできました。ゲームセンターで稼働するのが待ち遠しい音ゲーマーも多いのではないでしょうか。 ©Konami Amusement ◆海外で高い人気誇る協力アクションゲーム『Minecraft Dungeons Arcade』 こちらは『Minecraft(マイクラフト)』の世界観で最大4人協力プレイが楽しめるアクションゲーム『Minecraft Dungeons Arcade』です。 筐体から排出されるカードを読み込ませることで、ゲーム中にいつでもキャラクターの装備を変更しながらダンジョン攻略が楽しめるようです。 ゲームは、筐体に備え付けられたレバースティックと3つのボタンでキャラクターを動かし、ステージを道なりに進みながら攻略していきます。ボタンは「近距離攻撃」「遠距離攻撃」「かわす」といった基本アクションに対応していました。 ステージを進むと、敵の集団が前方と後方に出現したり、思いがけない箇所から出現したりします。お互いのプレイヤーがサポートしあい、協力して道中の敵を倒していきましょう。 出現する敵の数が多く、大多数に囲まれてしまうと、体力は一気に削られてしまいます。そのため、仲間の状況を見ながら近距離攻撃と遠距離攻撃を使い分ける立ち回り方が、攻略のポイントになりそうです。 1つの大画面に4人のプレイヤーが映し出される形になりますが、他のプレイヤーが遊んでいる最中に仲間として参加できるようなので、ゲームセンターでの新たな出会いに繋がりそうでした。操作も簡単ですし、家族でプレイしてみるのも大いに盛り上がりそうです。 © 2024 Mojang AB. TM Microsoft Corporation. ◆世界にたった1枚、自分だけのカードを作れる『モンスター烈伝 オレカバトル2』 『Minecraft Dungeons Arcade』のすぐ近くには2012年に登場して、高い人気を誇った『モンスター烈伝 オレカバトル』の続編タイトル『モンスター烈伝 オレカバトル2』のブースがありました。 本作は、自分のプレイヤーネームが入ったオリジナルカード「オレカ」を使い、個性豊かなモンスターたちを収集したり、他のプレイヤーと対戦したりできるRPGです、 ゲームは自分のターンに回るルーレットを止め、モンスターの覚えている攻撃スキルを発動させながらバトルを進めていきます。“コマンド選択がランダムなターン制RPG”と表現すれば、より伝わりやすいかもしれません。 ゲームをプレイしていくとプレイヤーのモンスターは成長していき、やがて新しい技を覚えて、コマンドに設定されている技を書き換えることが可能です。そのようにして、自分だけのモンスターに成長させていく楽しみがあるのだと言えます。 筐体にはカメラが付いていて、プレイヤーの姿を撮影した後、その容姿を反映させた「オレモン」(オレだけのモンスター)を生成することが可能。ゲーム終了時には自分の名前が書き込まれたオレカが排出され、プレイヤーの手にわたるというわけです。 本作は、前作の遊びを踏襲しつつも、前作以上にカードやモンスターが変化する要素が備わっているとのこと。さらに「記録の鍵」を作成することでゲーム内で「ゴールド」を「貯めて」どうぐを購入したり、全国のプレーヤーと疑似的な対戦を行うことができます。ゲーム中に発行される「バトラーコード」を他のプレイヤーと交換すれば、任意の相手チームと対戦することも可能となっています。 ©Konami Amusement ◆「鬼武者」シリーズがVR化!敵をバッサリ切り倒す爽快感が気持ちいい『鬼武者VR Shadow Team』 カプコンアミューズメントのブースでは、カプコンストアでのグッズ販売やイベントステージ、「カプころん焼き」を販売するキッチンカーなどがありましたが、目玉となるのはアミューズメント施設向けに出展されていた『鬼武者VR Shadow Team』です。 本作は、カプコンの人気戦国サバイバルアクション「鬼武者」シリーズ初となるVRゲーム。プレイヤーは「灰燼の蒼鬼」と呼ばれる鬼武者の“影武者”として、刀を振るい幻魔たちと戦います。 ゲームでは、4人の影武者で幻魔たちと戦いながら、ステージの最後に登場するボス敵の撃破を目指します。キャラクターが自動で移動するためにプレイヤーが床を歩く必要はなく、刀を大きく正面に振りかぶることで、自キャラクターが正面の敵に追尾して攻撃するようになっていました。 また、戦闘中は敵の攻撃マーカーが表示されたタイミングで、攻撃し返すと「パリィ」が発動して、攻撃をはじくことができます。その後、画面に矢印が表示された際、その方向に刀を振ることにより、強力な「一閃」を出せる仕組みでした。 前述の通り一閃は、パリィの後に発動できるため、狙って刀を振らないと中々成功しません。ゲーム中は雑魚敵の数もかなり多く、次々と出現してはこちらに攻撃を仕掛けてくるので、結局筆者は一閃を1度も成功させることなくクリアしてしまいました。 1プレイあたり概ね10分程度で、VR機器の数も5~6台あったと記憶していますが、ビジネスデーでもそれなりの数のユーザーが待機列を形成していました。VRで刀を振るう感触は気持ちが良く、「鬼武者」シリーズとの相性も良さそうです。 ©CAPCOM
インサイド そりす
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