学生ボランティアに住民「ありがたい、言葉に言い尽くせない」福島大学の学生ら約30人が住宅の片付けをお手伝い
能登半島地震により建物への被害が1万6000棟に上っている石川県七尾市では、福島県の学生らが住宅の片づけ作業などボランティア活動を行っています。 七尾市では12日から福島大学の学生ら約30人が被災した住宅の後片付けなどボランティア活動に当たっています。13日は、朝から大規模半壊の認定を受けた住宅兼商店の建物に入り、使えなくなった服や着物などが入った袋を運び出し、トラックに載せて近くの集積所まで運びました。また、家財や電灯などを工具で分解し、割れ物や木材などに分別する作業を進めていました。住民の加賀竹美さん(73)は「ある程度の年齢やし、手の付けようがなかった。ありがたい、言葉に言い尽くせない。本当に感謝」と話していました。 福島大学2年・菅野萌久さん(20)「行動で示せない人もたくさんいると思うが、少しでも思いを持っている人がいろんな所にいるんだよと伝えられれば」 学生らは炊き出しも行い、170食分のちらし寿司と東北名物の芋煮を振る舞うということです。
北陸放送