豪雨災害から一夜明け 片付けに追われる本島北部の住民ら「悪夢」 大宜味村では村内全域の断水続く
本島北部は10日夜までの48時間雨量が多いところで639ミリに達する記録的な大雨に見舞われ、各地で土砂崩れや浸水などの被害が出ました。11日昼も一部地域で断水や通行止めが続くなど影響が続いています。 【写真を見る】豪雨災害から一夜明け 片付けに追われる本島北部の住民ら「悪夢」 大宜味村では村内全域の断水続く ▼国頭村比地で神里晏朱記者 「10日に氾濫した比地川です。大雨で腰の高さまで水位があがり、濁流によって橋の上まで草木が流されてきたことがわかります」 国頭村比地(ひじ)では比地川が氾濫して地域のほぼ全体が水に浸かり、一夜明けた10日、住民たちは浸水した住宅を掃除するなど後片付けに追われています。 ▼比地区の農家 「悪夢です。丁重に育ててきたものを、こんな一瞬でやられて、努力が握りつぶされた感じです」 大宜味村では浄水場が浸水したため、9日から村内全域の約1700世帯で断水が続いていて、村役場では給水所を設けて村民に水を配給しています。
琉球放送