ノーヒットのまま…明徳義塾、五回勝ち越し 鈴木が犠牲フライ 交流試合
◇2020年甲子園高校野球交流試合 明徳義塾(高知)―鳥取城北(鳥取)(10日・甲子園) 【明徳義塾―鳥取城北 熱戦の様子を写真特集で】 先発は、鳥取城北が183センチの最速143キロ右腕・松村、明徳義塾が抜群の制球力を誇るエース左腕・新地。 鳥取城北は、一回表、先頭・畑中の左前打などで1死一、三塁にすると、4番吉田が右前に適時打をはじき返し1点を先制した。 明徳義塾は、二回裏に四死球に犠打を絡めて1死二、三塁の好機を作ると、新地のセンター犠牲フライで玉城が生還。ノーヒットで同点に追いついた。 五回裏には先頭の奥野が3打席連続の四球で出塁。50メートル5.7秒の俊足で、この試合2回目の盗塁を決めるなどして三塁へ進むと、鈴木のレフト犠牲フライで生還した。この回までノーヒットのまま、勝ち越した。 ◇新地、制球力の秘密は左手のツメ 先制の立役者にもなった明徳義塾の新地は、高校入学時は最速は121キロ。2学年上には140キロ台後半を投げる市川悠太(現ヤクルト)がいたため、制球力で勝負することを決めた。「球に力が伝わりやすい」と左手のツメを伸ばしている。 ◇全16試合をライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。