桂ざこばさんが存在感放った討論番組「そこまで言って委員会」で追悼 黒木千晶アナ「すごくキレイな目で物事を見つめていらっしゃった」
今月12日にぜん息のため、76歳で亡くなった上方の人気落語家・桂ざこばさんがレギュラー出演していた大阪・読売テレビの討論バラエティー「そこまで言って委員会NP」が16日に放送され、各出演者が追悼した。 歌手のやしきたかじんさん(2014年死去、享年64)がMCを務めていた「たかじんのそこまで―」(03年開始)では、たかじんさんとバトルも展開し、庶民的な視点で存在感を放った。冒頭では2003年7月に放送された「タバコ吸うてるやつ、死なんで。排気ガス吸うたら死ぬで」と、17年に発症した脳こうそくで禁煙するまではヘビースモーカーだった時代の暴走トークがVTRで流された。 現議長(MC)の読売テレビ・黒木千晶アナウンサーは、ざこばさんとは約2年、同番組で共演。「長くこの番組を支えてくださった大切な論客のお一人でした」と、しんみり。 「間近でお会いするとわかるんですけど、すごく目がキレイで、あの目力で物事を見つめていらっしゃったんだなって。ざこばさんだから笑えて、胸に受け止められるようなことをたくさん残してくださった。すごく寂しいんですけれども、先に旅立たれた(たかじんさんら)皆さんと一緒にお酒を飲んだり、『そこまで言って委員会』をやってくださっているといいなと思います」と、しのんだ。
報知新聞社