モデルプレスのインタビューに応じた二階堂ふみ

【モデルプレス＝2024/03/23】TBS系火曜ドラマ「Eye Love You」（毎週火曜よる10時～）で主演を務める女優の二階堂ふみ（29）。彼女自身が提案し劇中で使われたもの、中川大志や乃木坂46の山下美月に感じた心強さとは。 【写真】二階堂ふみ＆チェ・ジョンヒョプ、色気全開ベッドシーン ◆二階堂ふみ主演「Eye Love You」 本作は目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里（二階堂）と超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ（チェ・ジョンヒョプ／通称：ヒョプ）のファンタジック・ラブストーリー。 中川は侑里と大学時代に出会い後にビジネスパートナーとなる花岡彰人、山下は侑里らと会社を立ち上げたショコラティエ兼ショップの店長である池本真尋を演じている。 ◆二階堂ふみ、ショコラフェスティバルシーンで“ある提案” ― 劇中では台本にないジョンヒョプさんのアイデアも生かされているとのことですが、逆に二階堂さんが現場で提案したことはありますか？ 二階堂：侑里の会社の理念として環境に配慮した製品を作り続けている、地球に優しいといったテーマが入っているので、そういう観点で美術部さんとお話することはありました。ショコラフェスティバルのユニフォームは私から「コーヒーで染めてみるのはどうか」とご提案させていただいて、美術部さんとキャスト数名が参加して一緒にコーヒーでロンTを染めました。 ― 素敵な裏側ですね…！ 二階堂：セットの裏で美術部さんがずっと（ロンTを）煮込んでくださっていました。 ◆二階堂ふみ、中川大志と表現した“長い年月” ― 久しぶりの共演となった中川さんとの撮影はいかがでしたか？ 二階堂：前回ご一緒した時は1日だけでほとんど話したことがなかったので今回初めましての感覚に近かったんですが、中川くんも長くキャリアを積まれているだけあって、すごく現場で安定感のある方でした。また侑里と花岡の関係性はすごく長いけど、ドラマの中ではポイントとなって出てくる。その短いシーンの中でも説得力を感じさせるお芝居をしてくださっていましたし、そのシーンを撮るためのプロセスとして色々なことを一緒に話して作っていってくださる方だったので、すごく心強く頼もしいなと思っていました。 ― 初めて侑里に花岡の心の声が聞こえるシーンでは、涙する視聴者も多かったと思います。 二階堂：ああいう「言いたかったけど言えない」みたいな経験をした人は観ている方の中にもたくさんいらっしゃるんだろうなと思いました。多分このドラマって、視聴者の方のスタンスによって感情移入するキャラクターが違うんだろうなと。ストレートに表現していく方はテオさんの気持ちがわかるだろうし、なかなか人の気持ちに踏み込めない、どうしても怖くなってしまう人は侑里の気持ちがわかったり。見守る優しさを持った花岡に感情移入したりグッと来る方もいらっしゃるんだろうなと、台本を読んでいても感じました。 ◆二階堂ふみ、山下美月への想い「出会えて良かった」 ― 山下さん演じる真尋との友情にも感動の声が集まっていますが、山下さんと共演してみていかがですか？ 二階堂：山下さんは今回ご一緒して俳優部として1番心強い方でした。真尋と侑里のシーンってどちらかと言うと真尋が主体となって動いていく、真尋のテンポ感で支配していくシーンが多いので、そのやりとりってどうしても信頼関係を築けていないと遠慮してしまったり、そういう雰囲気が出やすい関係性だなと思っていました。山下さんは最初すごく緊張されていたみたいで、それもあってどうなるかなと思っていたのですが、でもそういうことも含め色々お話させていただいたり「一緒にちょっと本読みやってみませんか」と2人で本読みさせていただいたりしました。でも現場ではすごくどしっとしてくださっていて、ちゃんと真尋のペースで巻き込んでいってくださって。そうやってちゃんとお芝居の中で踏み込んできてくださったので、そこはとても心強かったです。 またご本人はすごくカラッとしている方だったので、現場でご一緒していてすごく楽しかったです。また1人良い俳優部の仲間を見つけられたな、出会えて良かったなと思っています。 ★Vol.4へ続く！ （modelpress編集部） ◆二階堂ふみ（にかいどう・ふみ）プロフィール 1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、役所広司初監督作品「ガマの油」に抜擢されスクリーンデビュー。主な出演作は映画「私の男」（14）「リバーズ・エッジ」（18）「翔んで埼玉」シリーズ（19・23）「月」（23）、連続テレビ小説「エール」（NHK／20）ドラマ「プロミス・シンデレラ」（TBS系／21）「VIVANT」（TBS系／23）など。 【Not Sponsored 記事】