【速報】原発事故後初めてつかんだ燃料デブリ、画像公開 1辺5ミリほど 今後格納容器外に出し回収へ 東京電力福島第一原発
テレビユー福島
福島第一原発2号機で続いている、溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しに向け、東京電力は30日、燃料デブリをつかんだと発表し、画像を公開しました。 【写真を見る】【速報】原発事故後初めてつかんだ燃料デブリ、画像公開 1辺5ミリほど 今後格納容器外に出し回収へ 東京電力福島第一原発 福島第一原発2号機では、燃料デブリの試験的取り出しに向けた作業が続いていて、東京電力は、29日までに取り出し装置を格納容器の中に押し込み、30日午前9時57分に、燃料デブリをつかむ作業に着手しました。午前10時半には、実際に燃料デブリをつかみ、午後0時半ごろ、デブリを持ち上げて、30日の作業を終えたということです。 東京電力は、30日夕方の会見で、装置がつかんだ燃料デブリの画像を公開しました。回収したデブリは、1辺5ミリほどの大きさだということです。 今回の作業では、3グラム以下の燃料デブリを取り出す予定で、31日以降に放射線量を測定し、作業に支障がない「1時間当たり24ミリシーベルト」以内であれば、格納容器の外に出し、回収する計画です。 燃料デブリの取り出しをめぐっては、8月には作業手順のミスで、9月には装置のカメラが映らなくなるトラブルで、2度中断していました。
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