紅白歌合戦 瞬間最高視聴率は35.9% 結果発表、白組優勝の場面 4年連続40%大台届かず
昨年大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20~11・45)の瞬間世帯最高視聴率は35.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが6日、分かった。瞬間最高でも4年連続で40%の大台には届かなかった。 同数字は第2部(後半)の午後11時44分に記録したもので、白組の優勝が発表された場面だった。第1部(前半)の瞬間最高は午後7時56分の31.7%。 2023年の瞬間世帯最高視聴率は第2部(後半)で記録した36・7%。第1部(前半)は31・3%だった。22年は2部で39・5%、1部は35・2%だった。 24年の第2部の平均世帯視聴率は32・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。過去最低を記録した23年からは0・8ポイント上がった。第1部は前年と同じ29・0%だった。 ME:I、Number_i、こっちのけんと、Creepy Nutsら10組が初出場を決めた一方、41年ぶり2回目の出場となったTHE ALFEEをはじめ、GLAY、イルカ、特別企画での出場となった氷川きよしなど復活組が多数出演した。 さらに、特別企画で連続テレビ小説「おむすび」の主題歌を担当しているB’zが初出場。当初は事前収録や別会場からの出演とみられていたが、NHKホールにサプライズで登場した。「おむすび」主題歌「イルミネーション」のほかに、代表曲「LOVE PHANTOM」、「ultra soul」を披露して盛り上げた。 テーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込めた。