宇野昌磨、引退意識は2年前「ゆづくんの引退を聞き、寂しさと取り残されてしまったという気持ちもあった」
フィギュアスケート男子で、平昌、北京の五輪2大会連続メダリストの宇野昌磨が14日、引退会見を開いた。会見では先輩でもある羽生結弦さんにも言及し、先に競技会を離れたことに「寂しい気持ちと取り残されてしまったという気持ちもあった」との思いを明かした。 【映像】羽生結弦さんへの思いを語る宇野の表情 凛々しいスーツ姿で会見に出席した宇野は、「今日まで応援してくださった皆さんに、本当にとても感謝しています」とファンへの感謝を述べるとともに引退を報告。21年間の生活を離れることへの未練を問われると、「正直、全くない」と晴れやかな表情を見せた。 宇野は、9日に自身のInstagramで現役引退を発表。会見では引退を意識し始めたのは2年前だったことを明かした。きっかけは偉大な先輩でともに五輪の大舞台を戦った羽生結弦さんやネイサン・チェンさんが現役を引退したことも大きかったといい、「世界選手権を優勝したとき、もちろん引き続き頑張るという気持ちは変わりませんでしたけれども、“ゆづくん”やネイサン(・チェン)の引退を聞いて、何かすごく寂しい気持ちと、取り残されてしまったという気持ちもありました」と当時の心境を語った。 コーチを務めるステファン・ランビエル氏には昨年12月の全日本選手権終了後に「次の大会で現役を引退しようと思う」と伝えていたという。 今後はプロスケーターとして活動。「今後もプロとしてですが、スケートという道を続けていくことに変わりはないので、引き続き応援してくれると嬉しいなと思います」と呼び掛けていた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部