渋野日向子（AP）

　◇女子ゴルフツアー　ダウ選手権最終日（2024年6月30日　ミシガン州　ミッドランドCC＝6277ヤード、パー70） 　2人一組で争うツアー唯一のチーム戦で、渋野日向子（25＝サントリー）と勝みなみ（25＝明治安田）は63で回り、通算14アンダーの20位だった。 　第2ラウンドに続き、ホールごとに良い方のスコアを採用するフォアボール形式で実施。インスタートの11番パー5では第3打目を1メートルにピタリとつけ、バーディーが先行した。248ヤードの12番パー4では1オンに成功させ、楽々バーディー。16番では10メートル超のバーディーパットを渋野が沈め、前半は4つスコアを伸ばして折り返した。 　3番パー5では2オンに成功し2パットでバーディー。6番では渋野が3メートル、8番では勝が3・5メートルを沈めて、バーディーを奪った。 　中継局WOWOWのインタビューに、渋野は「スタートのかっちゃんのパーパットから凄く流れが良かったと思うんですけど、なかなか自分もパターを決めることができなくて申し訳なかったなと思います」と振り返り、勝は「序盤でまずは流れをつけたいなと思っていたところに2つバーディーが来て耐えながらもバーディーがたくさん取れていたなと思うので良かった」と続けた。 　“黄金世代”コンビは笑顔で4日間を完走。渋野は「めちゃくちゃ楽しかったんですけど、1日目と3日目がめちゃくちゃ悔しいんで、このオフに練習しようって話してるんで来年に向けてリベンジを頑張ります」とリベンジを誓った。 　次戦はメジャー第4戦のエビアン選手権（7月11日開幕）に出場する。渋野、勝ともに一度帰国して調整を行う。渋野は「しっかり予選通過して上位で戦えるように頑張りたい」、勝は「まずは予選通過を目指して、4日間楽しんで回れるように頑張りたい」とともに意気込みを示した。