「満寿泉 貴醸酒氷（ますいずみきじょうしゅごおり）」

　赤坂の老舗和菓子店とらやの喫茶「虎屋菓寮 赤坂店」（港区赤坂4、TEL 03-3408-2331）が現在、期間限定でかき氷を提供している。（赤坂経済新聞） 【写真】赤坂店限定の「氷あんず」 　今年のラインアップは4種類。6月1日に提供を始めた「満寿泉 貴醸酒氷（ますいずみきじょうしゅごおり）」（1,980円）は1カ月限定のメニュー。富山県の桝田酒造店で造られた「満寿泉 貴醸酒」を使ったかき氷。器にこしあんを入れて氷を盛り、その上に同酒と白蜜で作った自家製の「貴醸酒蜜」をかける。トッピングには黒砂糖を使った琥珀（こはく）かんと、同酒と白あんで作ったようかんを、それぞれ2個添えて提供する。 　7月1日には、同店限定の「氷あんず」（通常サイズ＝1,760円、小サイズ＝1,430円）の提供を始める。自家製の「あんずピューレ」と、白蜜にあんずのリキュール「アマレット」の風味を利かせて仕上げた自家製シロップをかけて提供する。 　定番かき氷も提供している。「宇治金時」は、北海道産の小豆を使った小倉あんに宇治抹茶「京の調」と徳島県産の和三盆糖で作った濃厚な抹茶蜜をかけて提供する。「宇治みぞれ」（以上、通常サイズ＝1,650円、小サイズ 1,320円）は、白小豆の白小倉あんに氷を盛り和三盆糖で作った抹茶蜜かけて仕上げる。トッピングには「白玉」（1個66円）、「抹茶蜜」（132円）、「自家製練乳」（220円）を用意する。 　とらや広報担当の橋爪佐和さんは「『満寿泉 貴醸酒氷』と『氷あんず』は、それぞれ酒を使い、夏だからこそ味わえる大人のかき氷に仕上げた。酒とあんとの相性も楽しみながら、涼を感じてほしい。今年提供を始めた自家製の練乳は、抹茶蜜とよく合うように作った。ぜひ『宇治金時』や『宇治みぞれ』と共に楽しんでほしい」と話す。 　営業時間は11時～17時30分。毎月6日定休（12月を除く）。「満寿泉 貴醸酒氷」の提供は6月30日まで、「氷あんず」は8月31日まで、ほか2種類は9月30日まで。