U-23日本代表・大岩監督は負傷した半田陸の離脱を明言せず「今いる22人で戦いたい」
パリオリンピック初戦前日の23日、U-23日本代表に衝撃が走った。大岩剛監督はU-23日本代表DF半田陸(G大阪)の負傷を明らかにした。初戦の24時間前、日本時間24日午前2時までにはバックアップメンバー4人を含めた22人からメンバー入れ替えが可能。ただ大岩監督は、現段階で「しっかりできるコンディションの状態であれば、今いる22人でしっかり戦いたい」と半田離脱の明言を避けた。 【写真】伊東純也がイメチェン「やっぱこうでなくちゃ」「カッコいい」 半田は現地時間22日の練習に参加。練習は冒頭15分間のみ公開されており、その段階では元気にウォーミングアップを行っていた。非公開練習が終わった後、取材対応の場にも登場。怪我の様子は見られなかったが、22人で唯一長ズボンを履いて帰路についていた。 23日、チームは初戦前日の練習を実施。しかし、そこに半田の姿だけなかった。日本サッカー協会(JFA)は冒頭15分間の練習公開を終えた段階で、半田の不在理由について「ホテルで別メニューの調整を行っている」とのみ説明していた。 練習終了後、大岩監督によると半田は22日の非公開練習での紅白戦で負傷。昨年骨折していた左腓骨を痛めたという。入れ替えの期限は日本時間24日午前2時まで。大岩監督は「(入れ替え)作業も当然裏ではやってもらっている」と語りつつ「しっかりできるコンディションの状態であれば、今いる22人でしっかり戦いたい」と強調した。 大岩監督は「いまチェック中。いろんな可能性を最後の最後まで持っていきたい」と希望をつないでいた。 バックアップメンバー4人を含めた22人は初戦の24時間前まで入れ替えが可能。日本は現地時間24日午後7時(日本時間25日午前2時)にグループリーグ初戦でパラグアイと対戦する。