「盛りだくさんで忙しい」柴崎岳が一人三役! 新体制発表会で「10番」を背負う意義を語る【鹿島】
今季から新キャプテン&選手会長を兼任
鹿島アントラーズは1月21日、鹿嶋市内で新体制発表会を行なった。 GKの梶川裕嗣(磐田から完全移籍加入)と山田大樹(岡山から復帰)、DF濃野公人(関西学院大から加入)、ギリェルメ・パレジ(アルゼンチンのCAタジェレスから期限付き加入)ら4人の新加入選手が紹介されたほか、新キャプテンの柴崎岳も登壇した。 【PHOTO】鹿島アントラーズの歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介! 柴崎は、ポポヴィッチ新監督の要請を受けて、主将就任を快諾。昨季は4人体制(昌子源、鈴木優磨、土居聖真、クォン・スンテ)だったキャプテンを、2年ぶりに1人で引き受けることになる。 同時に、植田直通と鈴木優磨の副キャプテン就任も発表された。 また、柴崎は今季から背番号を「10番」にした。 ナンバー変更の打診を受けた柴崎は、「できれば新時代の選手へ託したい」との想いがあった一方で、新シーズンに「空き番のままではいけない」という想いが勝り、自身が背負う覚悟を決めたという。 さらに新10番は選手会長も兼任する。 「キャプテン、背番号10、選手会長と盛りだくさんで忙しい」と笑いを誘いつつ、「僕自身のひとつの覚悟の表われ」でもあると決意を表明した。 一人三役を担う柴崎は、初のアジア王者となった2018年のACL以来となるタイトル獲得に導くことができるか。 取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)